家づくり日誌

内覧会(2/4・5越前町にて)でのご感想

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2/4㈯5㈰に越前町にて完成内覧会を開催しました。

ご来場いただいたお客様から様々なご質問やご感想をいただきましたので一部をご紹介させていただきます。

 

『どのようなご要望から住まいの設計をされたのですか?』

・こちらの住まいは、築100年以上経った住まいからの建替えになります。お施主様から「暗く寒いのを何とかしたい」と伺っており解決できるように設計を進めました。「タイル張りの外観にしたい」というご要望も最初に伺っていました。また、将来の暮らしやすさを考え、1階に寝室として使用できる部屋を設け、そこからトイレ・洗面などにつながる動線、水廻りの家事動線にも配慮しています。

↑ご来場された方は「暖かく明るいリビングで自然と家族が集まりそう!」とおっしゃっていました。

 

『暖かいですね。今住んでいる家はとても寒いんです・・・』

・今回内覧会を開催したのは、Ua値0.42、51坪の住まいです。内覧会を開催した日の気温は、1日目が-1℃~5℃、2日目が0℃~7℃でしたが、1日目は設置したエアコンを2台作動させて、2日目は1台作動させていました。冬の寒い時期の内覧会でしたので、ご自宅との室温の違いについての感想をおっしゃっていた方が多かったです。『十分暖かいね』とおっしゃって下さった方もいらっしゃいましたし、『エアコン1台でもっと家全体が暖かくなる性能を目指したいな』と感じられた方もいらっしゃったかもしれません。

今回の内覧会で『この住まいの性能だとこの設備でこの暖かさになるのか!』とご体感いただいた上で、お客様のイメージする暮らし方、住まい全体のご予算や、建てた後のランニングコストなど様々なことを考慮しながら、どのような住まいを目指していくのかを、ご検討いただくことも有効な家づくりの方法ではないかと思います。まずは、どんな暮らし方をイメージされていらっしゃるかが大切だと思いますので、数値についてはよくわからないな、という方もお気軽にご相談くださいませ。

 

『今住んでいる家の冬場の電気代がすごく高いのですが、電気代を下げる方法はありますか?』

今回の内覧会だけではなく、最近電気代のご相談をいただくことが非常に増えました。新築される場合は、しっかりと断熱・気密をした住まいにして、少ないエネルギーを最大限に生かしランニングコスト(電気代)を抑える方法をおすすめしています。

リフォームの場合は、なかなか解決が難しいのですがお住まいを見させていただいて、ご予算に合わせてご提案をさせていただきます。(断熱改修を含むフルリノベーション工事を現在行っており、家づくり日誌で進捗状況をご覧いただけます)

 

『木のよい香りがしますね』

・こちらのお住まいでは、天井に杉の羽目板、1Fの床材には無垢のカバザクラなど優しい色合いの無垢材を使用しました。木の香り・質感もご体感いただけたかと思います。

 

『ランドリールームで洗濯物は乾きますか?』

エアコンは各部屋には設けておらず、各階1台ずつ設置しているので、エアコンの設置していないランドリールームで洗濯物は乾くのかな?とご質問をいただきました。

住まいの性能の数値から見ると乾燥する期間が長くなることも予想されるので、扉を開けたままにしていただければ室温も上がり洗濯物が乾きますが、扉を閉めたままランドリールームを使われる場合は除湿器が必要になると思います。このお住まいでは2Fホールにも物干しスペースを設けていますが、そちらは通年除湿器なしで十分洗濯物が乾くと思います。

後付けで、サンルームを付けようか迷っているという方もいらっしゃいましたが冬場はなかなか気温が上がらないので洗濯物は乾きにくくなります。花粉症などアレルギーをお持ちのご家族がいらっしゃると特に使用できる期間が限られるかもしれません。

皆さまじっくりとお話を聞いてくださり、大変嬉しかったです。貴重なご意見もいただきましてありがとうございました。

今後も、ご質問などありましたらお気軽にご連絡くださいませ。

2/4㈯5㈰ 完成内覧会を開催しました。

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2/4㈯5㈰に越前町にて完成内覧会を開催しました。

ご来場いただいた皆様、貴重なお時間をいただきまして誠にありがとうございました。

今回の内覧会でお客様からのご質問やご相談で多かったのは住まいの暖かさについてでした。そして、暖かさとも関連しますが、暖房の方法・電気代についてのお話も非常に多かったです。

また後日、聞かせていただいたご感想をまとめてご紹介させていただきたいと思います。

大切なお住まいをお貸しくださったK様、誠にありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

越前市 I様邸フルリノベーション 断熱材(発泡ウレタン)施工

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築約100年の住まいをフルリノベーションしています。

既存の丸太を表(あらわし)で残す部分があることなどから断熱材は、施工性も考慮し隅々まで充填しやすい発泡ウレタン吹付を選択しました。

↑下地の段階です。

↑発泡ウレタン吹付施工後です。

これまでは、大部分が土壁で断熱材が入っていない状態でしたので、施工後は断熱性・気密性が高くなったことをご体感いただけると思います。

この寒い時期は特に断熱材の大切さを感じますね。

鯖江市 K様邸新築工事 気密測定を行いました

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鯖江市K様邸で気密測定を行いました。

 

↓C値 0.3 ㎠/㎡という結果となりました。

K様邸は床下エアコン採用のお住まいですので、その効果を発揮するには気密・断熱の性能が非常に重要になります。

C値 0.3 ㎠/㎡、床下エアコンの効果が発揮できる性能で施工を進められています。

 

引き続き、天井下地などの大工工事を進めていきます。

↑K様邸【長期優良住宅/高気密高断熱住宅(床下エアコン採用)】

 

【寒波の日の室内温度データ】暖かい住まいを建てたい方、ぜひご覧ください。

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10年に一度と言われる寒波、昨日(24日)は寒いというより冷たいという感じでしたね。車のドアも凍ってしまって開けられないくらいでした。

↑弊社事務所からの景色です。吹雪でしたね。

昨年お引渡しさせていたいたお施主様(床下エアコンを採用した住まいのお客様)が室内温度のグラフを送ってくださいましたので、ご紹介させていただきます。データは1月24日13時から1月25日13時までの24時間分となります。床下エアコン(14畳用)1台を作動させての室内温度です。

 

寒波の予報が出ていた事もありエアコンの温度設定を通常23℃設定から24℃設定されていたとのことです。グラフから室温が21~22℃あたりを維持しているのがわかります。(24℃設定でこの室温が維持できることが嬉しいです)①と③でガクンと温度が下がりますが、夕食時、朝食時に調理のためレンジフードを使い始めたタイミングだそうです。温湿度計がレンジフードの近くにあるためデータにダイレクトに反映されています。就寝中の23時から6時半までの7時間半ほど、エアコンを切っていたそうですが、室温が22℃から18.5℃と約4℃ほど下がっただけだったそうです。

ちなみに、その日の気温は↓

 

データをいただいたお住まいは UA値0.25~0.35/C値0.2~0.5の範囲内となる高断熱高気密住宅です。

性能を実感していただけるデータになっています。何より、お施主様から『良い家です!』と喜んでいただいていることがとても嬉しいですね。

これから電気代もまた上がっていく時代になります。しっかりと断熱・気密をした住まいで、少ないエネルギーを最大限に生かし快適に暮らす、という選択をより身近なものとしてご検討いただきたいなと思います。